
翻訳学校の授業は、基本的に次のような流れになっている。
まず、出された翻訳課題を次の週までにこなして提出。すると受講生全員が訳したもの、もしくは特定の受講生が訳したものが全員に配られる。その訳を次の週までに各自検討してくる。その後の授業で特定の人の訳について全員で批評・検討しあう。最後に講師が講評、見本の訳を配付して一つの課題の授業が終了する、という流れだ。
出版翻訳の場合は、1つの作品を通して訳していく。産業翻訳の場合は、さまざまな分野の文章を翻訳していろいろなジャンルに対応できるようになっているところもあれば、自分が目指す専門分野に絞り、その専門分野の知識を学んでから翻訳を学ぶ学校もある。
ほとんどの学校は、専門的なコースに分かれているが、翻訳一般コースを設けているところもあるので、自分がどの分野を専門にしようか悩んでいる場合は、一般コースから入るのがオススメだ。
翻訳学校は、6ヶ月を1期としている。1期〜2期である程度の実力がつかなかった場合は、諦めた方が良い、という翻訳学校関係者もおり、長く学べば芽がでる、というものでもなさそうだ。
授業料は、各学校・コースにもよるが、平均的には1期(6ヶ月)で20〜25万円(入学金込み)となっている。
学校の中で優秀だと認められると、講師であるプロの翻訳家から下訳やリーディングの仕事を紹介されることがある。その仕事の出来次第では出版社に紹介してもらえる可能性もあるのだ。そこで編集者とコネができれば、翻訳の仕事をもらえるようになる。
学校を選ぶ場合、注意したいのは、翻訳の分野は細分化されているため、自分が望む分野がしっかり学べる学校を選ぶことである。